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【2025年最新】シュアスマイル矯正とインビザラインの違いを徹底比較

2025.09.25

シュアスマイル矯正とインビザラインの基本情報

目立たない矯正治療として人気を集めているマウスピース矯正。特にインビザラインはマウスピース矯正の代名詞とも言われるほど知名度が高まっています。

しかし、もう一つの選択肢としてシュアスマイルという製品も注目を集めているのをご存知でしょうか?どちらを選ぶべきか迷う方も多いと思います。

私は日本矯正歯科学会認定医として多くの患者さんの矯正治療に携わってきました。この2つのマウスピース矯正の違いを徹底的に比較していきましょう。

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正システムです。1997年に設立された同社は、マウスピース矯正のパイオニアとして知られています。

世界100カ国以上で累計2000万人以上(2025年9月現在)の患者さんが使用しており、マウスピース矯正市場では圧倒的なシェアを誇っています。日本でも多くの歯科医院で導入されており、「マウスピース矯正」と言えば「インビザライン」と連想される方も多いでしょう。

一方、シュアスマイル(SureSmile)は、世界最大手の歯科機器メーカーであるデンツプライシロナ社が提供するマウスピース矯正システムです。日本では2021年に発売された比較的新しい製品ですが、世界的な大企業が開発した信頼性の高いシステムとして注目を集めています。

シュアスマイルとインビザラインの共通点

まずは両者の共通点から見ていきましょう。シュアスマイルとインビザラインには、いくつかの重要な共通点があります。

これらを理解することで、マウスピース矯正の基本的なメリットが見えてきます。どちらも透明なマウスピースを使用した矯正装置という点では同じです。

フルデジタル式の治療プロセス

両システムとも、治療のすべての工程をデジタル技術で行う「フルデジタル式」のマウスピース矯正です。口腔内スキャナーで歯型を取り、コンピュータ上で治療計画を立て、それに基づいてマウスピースを製作します。

このフルデジタル式のアプローチにより、歯科医師や歯科技工士など、人の手が介することによって発生し得るヒューマンエラーを極限まで減らすことができます。もちろん、治療計画の立案・修正・変更には歯科医師も関与しますが、精密な計画に基づいた治療が可能となります。

透明で取り外し可能な装置

どちらのシステムも、透明なプラスチック製のマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。また、食事や歯磨きの際には取り外すことができるので、日常生活への影響が少ないという大きなメリットがあります。

従来のワイヤー矯正では、装置が目立つことや、食べ物が装置に挟まりやすいなどの問題がありましたが、マウスピース矯正ではそうした悩みを大幅に軽減できます。

実績のある大手メーカーによる開発

シュアスマイルとインビザラインは、どちらも歯科業界において実績のある大手メーカーが開発・提供しているシステムです。インビザラインはマウスピース矯正専門のアライン・テクノロジー社、シュアスマイルは総合歯科機器メーカーのデンツプライシロナ社という違いはありますが、いずれも信頼性の高い企業が提供している点は共通しています。

世界中で多くの症例に使用されており、その安全性と効果は広く認められています。格安のマウスピース矯正(LCM:ローコストマウスピース)とは一線を画す、高品質な矯正装置と言えるでしょう。

シュアスマイルとインビザラインの違い

次に、シュアスマイルとインビザラインの主な違いについて詳しく解説していきます。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った選択ができるようになります。

矯正治療は長期間にわたるものですから、自分のライフスタイルや優先事項に合わせて選ぶことが大切です。

治療範囲と対応可能な症例

インビザラインは長い歴史と膨大な症例データを持っているため、さまざまな不正咬合に対応可能です。前歯だけでなく奥歯も含めた全体矯正に対応しており、中には抜歯を伴う複雑な症例にも対応できます。

一方、シュアスマイルも全体矯正に対応していますが、特に前歯部分の治療に強みを持っています。複雑な症例については、インビザラインの方が豊富な実績とデータを持っているという点で優位性があります。

マウスピースの素材と装着感

インビザラインは独自のSmartTrack®という素材を使用しており、フィット感が高く違和感も少ない「ソフトタイプ」のマウスピースです。長時間装着していても比較的快適に過ごせる特徴があります。

シュアスマイルは、より硬めの素材を使用している傾向があり、初めて装着する際には違和感を感じるケースもあります。ただし、硬めの素材を使用することで、より確実に歯を動かせるという利点もあります。

治療計画と歯の動かし方

インビザラインは独自の3Dシミュレーションソフト「クリンチェック」を使用して治療計画を立案します。患者さんの歯型データをもとに、コンピュータ上で歯の動きをシミュレーションし、それに基づいて一連のマウスピース(アライナー)を作製します。

シュアスマイルも3Dシミュレーションを用いた治療計画を立案しますが、インビザラインとは異なるソフトウェアを使用しています。シュアスマイルの特徴として、歯の動かし方がより生理的で自然な動きを重視する傾向があります。

また、シュアスマイルは振動型のフィッティング装置「VPro」が標準で付属するなど、独自の特徴を持っています。このVProを使用することで、マウスピースのフィット感を向上させ、治療期間を短縮できる可能性があります。

治療期間と通院頻度

インビザラインの治療期間は症例によって異なりますが、一般的に6ヶ月~2年程度です。通院頻度は2~3ヶ月に1回程度で、遠隔モニタリングを併用することで、さらに通院回数を減らせる場合もあります。

シュアスマイルも同様の治療期間ですが、VProの使用により治療期間が短縮される可能性があります。通院頻度はインビザラインと同様、2~3ヶ月に1回程度です。

どちらの治療法を選んでも、従来のワイヤー矯正と比べると通院頻度は少なくて済みます。忙しい方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

費用面での比較

マウスピース矯正を検討する際に気になるのが費用面です。シュアスマイルとインビザラインでは、費用設定にどのような違いがあるのでしょうか。

矯正治療は保険適用外の自由診療となるため、医院によって料金設定が異なります。ここでは一般的な相場をご紹介します。

インビザラインの費用相場

インビザラインの費用は、症例の難易度や治療期間によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。

全体矯正の場合、55万円~80万円程度が一般的です。部分矯正や軽度の症例であれば、30万円~55万円程度で受けられるケースもあります。

インビザラインはパッケージ料金制を採用している医院が多く、初診料や検査料、定期的なメンテナンス費用、リテーナー(保定装置)の費用などが含まれている場合が多いです。

シュアスマイルの費用相場

シュアスマイルの費用も症例によって異なりますが、インビザラインと比較すると若干安価な傾向があります。全体矯正の場合、50万円~75万円程度が一般的です。

シュアスマイルの特徴として、VProが標準で付属していることが多いため、別途費用がかからない点はメリットと言えるでしょう。インビザラインの場合、同様の装置を使用する場合は別途費用がかかることがあります。

費用の透明性と追加費用

インビザラインは多くの医院でパッケージ料金制を採用しており、治療開始前に総額が明示されることが多いです。追加費用が発生しないケースが多いため、費用の透明性が高いと言えます。

シュアスマイルも同様にパッケージ料金制を採用している医院が多いですが、医院によっては調整ごとに費用が発生するケースもあります。治療を始める前に、追加費用の有無について確認しておくことをおすすめします。

どちらの治療法を選ぶ場合も、医療費控除の対象となりますので、確定申告の際に申請することで税金の還付を受けられる可能性があります。また、多くの医院では医療ローンやクレジットカード払いに対応していますので、一括での支払いが難しい場合でも安心です。

当院でのマウスピース矯正治療

三宮Lulu矯正歯科では、インビザラインを中心としたマウスピース矯正治療を提供しています。インビザラインプラチナプロバイダーの資格を持つ院長が、患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療計画を立案します。

当院の特徴として、iTero(アイテロ)という3Dスキャナーを使用して型取りの材料を使わずに矯正の診断を行い、コンピュータ上のシミュレーションをもとに治療後のイメージを患者さんと共有しながら治療を進めています。

治療期間を短縮するPBMヒーリングライト

当院では、PBMヒーリングライトという装置を併用することで、治療期間を最大約半分に短縮することも可能です。PBMヒーリングライトは850 nmの近赤外線の光で細胞を刺激し、骨や歯茎などの再生と歯の動きを加速させるための装置です。

「できるだけ早く矯正治療を終えたい」という方には、ぜひご検討いただきたい選択肢です。

当院での料金体系

当院の料金体系は以下の通りです。

大人の矯正では、ワイヤー矯正が660,000円~(税込)、インビザライン ライトプランが440,000円~(税込)、インビザライン ロングサポートプランが660,000円~(税込)、コンビネーション矯正が1,000,000円~(税込)となっています。

子どもの矯正では、Ⅰ期治療が220,000~550,000円(税込)、インビザラインファーストが550,000円(税込)です。

支払い方法はクレジットカードが利用可能で、医療ローンの用意もあります。詳細については、無料矯正相談でご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。

シュアスマイルとインビザラインはどちらを選ぶべき?

ここまでシュアスマイルとインビザラインの違いについて詳しく見てきましたが、結局どちらを選ぶべきなのでしょうか?

結論から言うと、どちらも信頼性の高いマウスピース矯正システムであり、どちらを選んでも高品質な治療を受けられる可能性が高いです。ただし、以下のポイントを参考に、自分に合った選択をすることをおすすめします。

インビザラインがおすすめな方

・複雑な症例や重度の不正咬合がある方

・長い歴史と豊富な症例データに基づいた治療を希望する方

・装着感の良さを重視する方

・費用の透明性を重視する方

インビザラインは1997年の設立以来、膨大な症例データを蓄積してきました。そのため、複雑な症例や重度の不正咬合にも対応できる可能性が高いです。また、ソフトタイプのマウスピースを使用しているため、装着感が良く、長時間の装着でも比較的快適に過ごせます。

シュアスマイルがおすすめな方

・前歯部分の矯正を中心に考えている方

・VProなどの付属装置による治療期間の短縮を希望する方

・コスト面でややお得に治療を受けたい方

シュアスマイルは比較的新しいシステムですが、世界的な大企業が開発した信頼性の高いシステムです。特に前歯部分の矯正に強みを持っており、VProなどの付属装置により治療期間の短縮が期待できます。また、インビザラインと比較するとやや安価な傾向があります。

最終的な選択のポイント

最終的には、担当医師の経験や得意とする治療法も重要な選択ポイントになります。どちらのシステムも、使いこなすには歯科医師の知識と経験が必要です。

当院では、インビザラインを中心に多くの症例を手がけてきました。インビザラインプラチナプロバイダーの資格を持つ院長が、患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療計画を立案します。

まずは無料矯正相談にお越しいただき、お口の状態や生活スタイル、予算などを考慮した上で、最適な矯正方法をご提案させていただきます。

まとめ:自分に合ったマウスピース矯正を選ぼう

シュアスマイルとインビザラインは、どちらも信頼性の高いマウスピース矯正システムです。どちらを選んでも、透明で目立ちにくく、取り外し可能という大きなメリットがあります。

インビザラインは長い歴史と豊富な症例データを持ち、複雑な症例にも対応可能です。一方、シュアスマイルは比較的新しいシステムですが、VProなどの付属装置により治療期間の短縮が期待できます。

費用面では、インビザラインがやや高めの傾向がありますが、パッケージ料金制で費用の透明性が高いというメリットがあります。シュアスマイルはやや安価な傾向がありますが、医院によっては調整ごとに費用が発生するケースもあります。

最終的には、自分のお口の状態や生活スタイル、予算などを考慮した上で、信頼できる歯科医師と相談しながら選択することが大切です。

三宮Lulu矯正歯科では、無料矯正相談を実施しております。マウスピース矯正に興味のある方は、お気軽にご相談ください。患者さんの10年後、20年後を見据えた矯正治療を提供いたします。

詳しくは三宮Lulu矯正歯科のホームページをご覧ください

著者情報

三宮Lulu矯正歯科 院長 竹内 優斗

[経歴]

日本矯正歯科学会 認定医

近畿東海矯正歯科学会

インビザライン プラチナプロバイダー

兵庫県歯科医師会

神戸市歯科医師会

神戸市西区歯科医師会

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